製造業向けの目視検査補助AI「POKAMIRU(ポカミル)」が、2025年12月4日発売の『日経トレンディ 1月号』に掲載されました。開発・提供はアダコテック(東京都千代田区)です。現場で数分で「良品/不良品」の学習モデルを作れ、特別なAI知識や専用設備投資は不要としています。発売日は「2025年10月15日」と明記がある一方、文中には「2024年10月発売」との記述もあり、時期に差異があります。
POKAMIRUは、熟練者に依存しがちな外観検査をデジタル化し、ポカヨケ(人為的ミス防止)の自動化を支援します。現場担当者が撮像データでモデル更新や閾値調整を行えるため、検査基準のばらつき抑制や立ち上げ時間の短縮を狙えます。展示会での実機デモを通じた評価が寄せられているといいます。
製造業のDXでは、導入効果を測るために不良流出率や判定時間、教育コストなどの定量指標を事前に設定することが重要です。アダコテックは2012年3月設立で、製造業向け検査・解析ソリューションを展開し、神保町(〒101-0051)に拠点を置きます。
一般誌への掲載で認知の裾野が広がる一方、今後は料金体系や接続実績、検証事例の透明化が採用判断を後押しできるかが焦点です。中小工場でも運用可能なスモールスタート型の導入事例がどれだけ積み上がるかに注目します。
source: PR TIMES
